1.2.2 「まで」の先行研究
中国国内では、「さえ」と同じように、量に基づいた調査も多くある。
庞春蘭(1982)の『「まで」的用法』の論文で、格助詞として「まで」の用法及び副助詞として「まで」の用法についてそれぞれ論述する。それに、「まで」と格助詞の繰り返しの使用に関してたくさん用例を使って、詳しくて説明した。
韓進旺(1982)の『関于副助詞「まで」的用法』も「まで」の用法について系統的に述べた。実際の使用で、「まで」はさまざまな形式でいろいろな意を表現すると言われた。日本語の学生にとって、たいへん勉強になると思う。
師範学院の陳宏恩先生(2003)は『辨析「まで」詞性的方法』を発表した。この論文の中で、「まで」の詞意、代用する機能、「まで」の繰り返し及び位置と継続の関係四つの部分を分けて説明した。「まで」の詞性について分析する、言葉の基本的な意を理解したうえで、その文での位置と文法的な機能と結びつけされることが必要があると言う意見を言われた。