2曖昧語
2.1「曖昧語」の定義
『広辞苑(第5版)』にて「曖昧」の意を調べると、「確かでないこと。まぎらわしく、はっきりしないこと。」とある。すなわち不明確、不明瞭なことを指すと考えられる。『国語学大辞典』(1975:264)では、1思いやること。2気のつくこと。3自分の身に比べて人の身について思うこと。4相手の立場や気持ちを理解しようとする心、同情。5よくない状態になるのではないかと案じる、心配するなどのように書かれている。
「曖昧語」というのは言語を婉曲に表し、言葉の交流に和やかな雰囲気を作るために、単刀直入な言い方を避け、代わりに曖昧な言葉を選んだことである。
2.2「ちょっと」を例にして
「ちょっと」は日本語の会話でよく使われていて、場合によって意もまちまちです。以下は『広辞苑』と『新明解語辞典』に記載される基本的な使い方を参考にして、「ちょっと」の意と曖昧な表現を整理する。
2.2.1「ちょっと」の意
1、(副词)数量、程度などがわずかなさま。時間が短いさま。(ここで注意すべきのは、焦点は「量」と「程度」で、そのようなはっきりしない場合によく使用される。)
「ちょっと待ってください!」/「この品はちょっと高い。」
2、(副词)かなり。相当。意は「けっこう」と「かなり」イコール。
「この靴ちょっといいんじゃない?」/「ちょっと珍しい物をお目にかけましょう。」
3、(副词)軽い気持ちで行うさま。
「ちょっと買い物に行ってくるね。」
「奥様、どちらへ。」「ちょっと、そこまで。」
4、(副词)(下に打ち消しの語を伴って)簡単には(...できない)
「ちょっとできない。」/「私にはちょっと分かりかねます。」
5、(感叹词)軽く相手に呼び掛ける語。もしもし。
「ちょっと、君、待ってくれ!」/「ちょっと、お客さん、忘れ物!」
2.2.2「ちょっと」の曖昧な表現
1、会話の語気を和らげて、負担を減らす。相手にお願いがある時、あるいは指示を出す時、この行為の負担を減らすために、聞く方に頼りやすいために、「~てくれ、~てください、~ てほしい、~てもらえないか」などの表現に「ちょっと」を加える。雰囲気を和らげてから、聞き手が易しく心地よく話し手のお願いや指示を受け入れる。例えば:「ちょっとこの機械の使い方を教えてください。」「ちょっと貸してほしいものがあるんですが~」
2、拒否の語気を弱めて、相手を傷つかない。相手の願いや誘いを断る時、口語で通常は「ちょっと」までにして、後ろの重要な述語の部分を省略して、話し手が相手の楽しみに応えられない悪さを表現する。こうして、拒否が婉曲になって、話し手の言いにくい気持ちが相手につ伝わって、逆に受け入れやすくなる。例えば:「今夜、飲みに行きませんか。」「すみません、今夜はちょっと」/「今日、残業はいいかい。」「あのう、最近はちょっと」
3、下に否定と呼応して、否定を引き出す。一時的に明確に表現しにくい場合に適用する。正式でもない重要でもないが面倒を起こし、不便な場合には、「ちょっと」で否定の気持ちを暗示して、聞き手が心の準備をしてから内容を否定する。同時に話し手の心の負担を減らし、いわば「ウインウイン」できる言い方である。例えば:「リンゴが好きですか。」「リンゴですか、それはちょっと」/「お願いできませんか。」「私にはちょっと」
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