4.2.2 排泄 - 6 -
4.3 差別用語 - 6 -
4.3.1 障害者に対しての忌み言葉 - 6 -
4.3.2 職業差別 - 7 -
5、調査とその結果の分析 - 8 -
5.1 アンケート調査と結果 - 8 -
5.2 アンケートの分析 - 10 -
6、おわりに - 13 -
参考文献 - 14 -
付録:日本語の忌み言葉についてのアンケート調査 - 15 -
1、はじめに
言語はどの国、民族にとっても一つ重要なコミニュケーションの手段である。正しく適当に使うと、交流を順調に行い、情報も有効的に伝えられる。逆に悪い影響を与える。人と付き合う時、文化背景と語用習慣の違いがあるため、忌み言葉も重要な役割を果たしている。したがって、相手の忌み言葉を正しく理解と使用することは交流の技巧だけでなく、礼儀と教養を表すことができる。それに、余計な揉めることも避けられる。
中日文化の差異、言語表現、風習の違いがあるため、中国人は日本語を勉強する時、忌み言葉の誤用もたまに出てくる。本論文は日本の禁忌語を研究対象とし,日本語を学習している中国人を通し、アンケートによって、日本禁忌語についてどのぐらい把握しているのか、またその原因を究明する。
2、先行研究
忌み言葉に関する研究はたくさん行われた。中日両国の学者は様々な角度から研究を展開した。例えば、楳垣実、柳田国男、新谷尚紀、中村一基などがいる。また、中国においても日本の忌み言葉を研究する学者も少なくない。特に近年、たくさん論文・文章が権威雑誌に発表されていた。下記、日本と中国両国における研究成果を紹介する。
2.1 日本側の研究
柳田国男(1938)は日本全国で幅ひろく民俗調査をして、その結果に基づいて、『禁忌習俗語彙』を編成した。宗教・結婚・年中行事についての忌み言葉(269条記録し、その後、347条追加した)を収集し、日本人の生活現状、習俗分化を検討した。
中村一基(1992)は『沈黙論――研究ノート(2)』で、楳垣実の忌み言葉の理論に基づき、「忌み言葉と差別語」を取り上げ、言語のタブー化という事態の背景に、日本人の言霊観念が忌み感覚に深く影響をあげることを指摘した。
楳垣実(2007)は『日本の忌み言葉』という著書を著し、日本各地の忌み言葉 1597 条ぐらを収録した。また日本の忌み言葉についての考察を全面的に行った。忌み言葉の起源についても探究した。
2.2 中国側の研究
中国では、日本語の忌み言葉に関する研究は、だいたい忌み言葉の形態、種類などを述べ、或いは、文化の角度から考察している。
关宇鑫(2013)は『日本の忌み言葉についての研究』の中で、日本の忌み言葉を神聖・崇高・不潔・不吉・放送禁止・企業・商品名・ビジネスによる忌み言葉と分類して、詳しく説明した。
樊军(2003)は「日中文化中の非言語交際と日本語多文化授業」という論文で多文化交際は异文化間の言語交流と非言語交流が含まれているということを述べる。伝统的な日本語教育は言語のコミュニケーションを重要視しているが非言語の交際は無視していた。従って多文化交流活動に影響が出てきた。また、日本語教育の非言語多文化授業の意見を提示していた。
吴珺(2007)は「日本文化の特質と多文化交際」で言葉の後ろに隠されていた文化に理解すれば、多文化交流が円滑になる。相手の文化に対して互いに認めることを前提として本当の交際目的を実現できると説明した。
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