謝辞指導教官の先生には、論文のテーマ選定から、資料収集、書き方、言語表現まで常に丁寧にご指導をいただきました。本当に感謝の念にたえません。また、日本語学科の諸先生方にも様々なご助言をいただいたことに心から厚くお礼申し上げます。そして、支援してくれた同級生達にも感謝の意を表したいと思います。44119
日本女性の政治参加についての研究
要旨本研究では男女共同参画局のデータを利用し、さまざまな先行研究を参考にし、日本女性の政治参加について、主に以下のような三つの結論を得ることができた。
1.日本女性の政治参加への意欲は男性に負けないものの、政治の場において、女性の割合は世界のほかの先進国に比べて、いまだに低いものである。
2.日本女性の政治参加を拡大する課題は「女性候補者の数と質」、「政や政治団体の影響」、「文化」、「環境整備」と四つの条件がある。
3.中国では、政治の場における、女性の割合は日本より高い。しかしながら、その比率は近年横ばいになっている。これまで日本政府は女性の割合を高めようと取り組んでいる。中国政府も日本を参考にし、女性の政治参加に阻まない、女性の政治参加を推し進める環境を作らなければならない。
キーワード:女性の政治参加;現状;政策;課題
关于日本女性政治参与的研究
摘要本文通过研究男女共同参画局的数据及大量参考文献得出一下结论:
1.日本女性的政治参与意识比较强烈但是女性实际参与行政的比例落后于世界其他国家。
2.笔者认为扩大女性政治参与的课题有:扩大女性候选人质量和数量;充分发挥政和团体对女性政治参与的影响作用;建立一个健全的支持女性参政的环境;改变一些阻碍女性参政的传统观念。
3.中国女性参政比例比日本高、但是近年来女性参政比例一直没有太大变化。政府对于女性参政的鼓励并没有日本政府那么积极实现。男女平等的参政、需要政府的积极倡导、中国政府应该积极学习日本的相关政策、营造一个积极鼓励女性参政的社会风气。
关键词:女性的政治参与;现状;政策;课题
目 录
1. はじめに 1
1.1研究方法 2
1.2先行研究 2
2. 女性の政治参加の現状 3
2.1 国家レベル 3
2.2 地方レベル 6
2. 3政レベル 9
3. 女性の政治参加拡大の政策と課題 10
3.1 政策 10
3.2 課題 13
3.2.1 女性候補者 13
3.2.2 政や政治団体の影響 14
3.2.3 文化 15
3.2.4 環境整 16
4. 今後の展望と中国への示唆 17
4.1展望 17
4.2 示唆 18
参考文献 18
1.はじめに
20世紀が始まり、世界で最初に国政レベルで女性の参政権を獲得したのはニュージーランドだけであった。日本では女性参政権が認められたのは第二次世界大戦後の1945年のことである。20世紀は世界各国で女性の参政権が認められ、女性の政治参加が進んできた。1945年から2001年1月まで、世界で誕生した女性の首相は27人、大統領は30人である。しかし女性の政治参加率は、世界のどの地域でも男性と比べるとまだ非常に低い。男女共同参画局によると、日本において、国会議員に占める女性の割合は平成25年12月現在8.1%であり、いまだに一割も超えない程度であり、女性参政権が確立した188カ国中158位(平成25年10月現在)となっている。日本の議会における女性の過少ぶりは、国際比較で際立っている。日本はまさに「経済は一流、政治は五流」といわれる通りである。