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第一章 中国と日本のお茶の歴史
1.1中国のお茶の歴史
中国はお茶発祥の地であり、世界の茶文化を語る上で欠かせません。今回は、中国の茶文化と歴史について紹介しようと思う。神農氏がお茶を嘗めるという伝説によって、お茶という植物は初めて人に薬物の形式として人に知られた。だから歴代の茶学者、医学者がお茶はただの飲み物ではなく、多様な栄養と薬理効果を持つ保健飲料と考える。茶が多用で、病気を治せる薬や、食材として使え、また、天や神様への供物として使える。お茶が商品化した後、唐で為替の通貨となった。唐、宋、明では中原と辺境で"お茶で馬を買う"という取引品となった。また、辺境官吏の給料として使ったこともあった。
人たちがお茶に対する認識は、最初がお茶が薬理効果を持つということからである。太古の時代、人は最初お茶を病気を治せる薬物として認め、彼らは野生の茶木から葉を取って、生で噛んだ後水に入れ煮んだ汁を飲む。このように煮んだ茶汁は薬のように苦くて、だからこそ、人たちはお茶を"苦茶"と呼ぶ。以後、実践によって、人たちはお茶が病気を予防が出来るだけではなく、渇きを解け、いい保健飲料だということを認識して、お茶の栽培、作り、そしてはじめに飲むことになった。
人がお茶を飲むことが春秋戦国から始まった。秦漢の時、お茶を飲むという習慣がだんだん広がってきた。三国の時、上層の権力者たちだけがお茶を飲むことが好きではなく、文化人たちもお茶で友と交流する。当時のお茶を飲む方法は、昔ながらのように煮ることではないが、三国の時、人は煮ることを代わりに、先に作ったお茶の餅を赤くまで加熱して粉になって、濾過して調料を入れて煮んで飲むと、魏国の张揖の『広雅』に書いた。
南北朝の時、僧侶たちが坐禅の時でお茶を飲むことを唱えたから、お茶が日々普及していた。当時、文化人たけお茶を飲むことが好きではなく、上層の権力者たちもよくお茶を上品な楽しみとして扱った。でも北魏はまたお茶を飲むのは変な風俗だと見なす、宴の時はまた出すが、みんなが恥ずかしがると思って飲まなかった。南朝から来た人たちだけがお茶が好きになった。これは当時、北の民族はまたお茶を飲むことに慣れなかった象徴である。
隋唐時期、多くの官僚や貴族がお茶が好きだけではなく、庶民たちもお茶が日常飲料として認めた。遠い地方では、兄弟民族もお茶が体にいいということをわって、お茶を珍品として最高な飲み物だと思っている。
唐代時期のお茶の飲み方が昔よりもっと正式になった、あの時、人々が飲んでいたのは茶餅である。お茶を煮る前に、高温でお茶を焼いて、常に掻き回して、茶餅が蝦のように曲がった時が一番いい時期である、そして、焼き立てた茶が香りを失わないように熱いうちに囲んて、冷めた後にお茶を粉の形にする。
1.2日本のお茶の歴史
茶は薬用として始まった後で飲料となる。シナにおいては八世紀に高雅な遊びの一つとして詩歌の域に達した。十五世紀に至り日本はこれを高めて一種の審美的宗教、すなわち茶道にまで進めた。茶道は日常生活の俗事の中に存する美しきものを崇拝することに基づく一種の儀式であって、純粋と調和、相互愛の神秘、社会秩序のローマン主義を諄々じゅんじゅんと教えるものである 。茶道の要義は「不完全なもの」を崇拝するにある。いわゆる人生というこの不可解なもののうちに、何か可能なものを成就しようとするやさしい企てであるから。