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2.3 現代日本人の健康に対する懸念 6
2.3.1 食生活の欧米化 6
2.3.2 三大疾病の増加 7
2.3.3 戦前との比較 7
第三章 総括 9
終わりに 10
謝辞 11
参考文献 12
はじめに
最近の国連のリサーチによると、今でも世界で一番長生きしているのは日本人だという統計が出ている。それは日本独特の食文化が国民の健康と長寿を支えているからである。
小論の分析によって、日本の食文化を紹介し、日本の食文化と長寿の関係を分析した。これは人々が栄養の偏りや不規則な食習慣、肥満などの問題の解決、または健康な飲食観を養うことで役に立つものが出来上がった。
本論文は、三章構成になっている。
第一章では、日本料理の種類、調理法、食材を紹介し、日本の食文化の特徴をまとめる。第二章では、日本人の長寿と食生活の関連性を分析する。戦後、経済が発展するに従って、日本人の飲食生活はますます健康になってきている。しかし、日本の食生活の欧米化に従って、三大疾病の増加も深刻化になっていることも懸念すべきところだと思う。第三章では、以上の内容によって、日本の食文化と長寿の関係を総括していくつもりである。それによって、人々に啓示を与え、健康な飲食観を養うことに役に立てればよいと思う。
第一章 日本の食文化
1.1日本料理の概要
1.1.1種類
1.1.1.1大饗料理
大饗 料理は、日本の最も古くて伝統的な料理様式だそうである。この料理は、地位が高い貴族が、大臣に任じられた時など重要な場合に、天皇が親族を招いて行う儀式料理である。この時代の料理はただ干物や生の食材などを切って、皿に並べたものである。付けは、酢や醤や塩などを混ぜ合わせて、切った食材をこれに浸けて食べるものである。
1.1.1.2精進料理
精進料理が大饗料理以後の料理様式をまとめて、禅宗の僧侶の間で行われた料理である。仏教徒が肉を食べてはいけないので、わいが肉に近い料理を作るために、工夫が凝らされている。精進料理は、穀物粉で作ったものや、果物類やさまざまな付けられた菌類・野菜類が主体となっている。そして、肉に近いを持っている特徴がある。植物性食料で付けは肉に近い料理を作られるのは、覚の調合という意において、調理技術に飛躍的な進歩をもたらすことに違いない。
1.1.1.3本膳料理
本膳料理が、精進料理の技術的要素と大饗料理の儀式的要素とが組み合わされた料理である。この料理が膳を用いて、七五三という奇数の膳組を基本とするところから、極めて日本的な要素が高いとみなすことができる。本膳料理の構成は、食事を主とする膳部と酒を中心とした献部とからなり、出汁という点が注目される。ここに本格的な料理様式が形成する。
1.1.1.4懐石料理
懐石料理とは茶の湯の食事であり、正式の茶事において、「濃茶」「薄茶」を喫する前に提供される料理のことである。この料理の基本料理が一汁三菜で、茶の湯での一期一会という精神も強調される。懐石料理が茶の湯の発展につれて、覚面でも精神面でも重視されていく。この料理が季節性を重んじるので季節に合わせた食材にこだわるだけでなく、食器や盛り付けにも気をつく。懐石料理が世界で高い評価を得ている。