2.2 日本のドッキリ番組の主なドッキリの手法
日本語版のウィキペディアの中で日本のバラエティ番組の主なドッキリの手法についての説明は以下のようである。
寝起きドッキリ: 出演者(主に女性アイドルやお笑い芸人)が宿泊しているホテルの客室へマスターキーを用いて早朝に忍び込み、コンサートやライブ明けで疲れ切って熟睡しているところを起こす。ドッキリの前に使用済みの備品や飲食物を物色する。冒頭に「おはようございます」と小声であいさつするのが慣例となっている。最後に相手を起こしてその反応を窺うのが普通に起こす場合もあれば、“早朝バズーカ”を鳴らすなど派手な起こし方もある。視聴者が女性アイドルのすっぴん顔を見ることのできる数少ない機会である。
ブーブークッション:出演者が座るイスにブーブークッションを仕掛ける。「スターどっきり」以降、番組内で使われた「マンボNo.5のBGMにあわせてリアクション部分を何度も繰り返す」という演出がひとつのフォーマットとして(ほかのドッキリでも)使われるケースがある。ただし、地なことから単体ではなく、「ビリビリペン」も触らせるなど複数の仕込みの一つとして行う場合が多い。
インタビュードッキリ:素人へ街頭インタビューを行い、ある有名人に関連した質問をいくつか行なった後、後ろのワゴン車や物陰からその本人が突然登場する。特に有名人に対して否定的な意見が出たところに本人が登場する場面が見所となっている。人権上の問題から、現在の番組制作において一般人を使用できる唯一のドッキリ手法ともいえるが、この手法は有名すぎて誰もが知っているため使われにくい。それを逆手に取って美形芸能人についてインタビューを行い、本人が登場すると見せかけてそっくり芸のお笑い芸人が登場するというパターンもある。