2.2 資生堂の文化と理念について

世界第三の化粧品会社として、企業の文化と理念がきっと斬新で合理的だと思う。資生 堂の社内では、ずっと自社の文化理念に則って企業を経営している。資生堂は創立したか ら、世界中でも有名な会社になったまで、そのうちに最も重要な動因が絶えずに深化して いるサービス理念と時代とともに進む創意だ。資生堂は優れた品質を追求し、企業も職員 も栄誉が勝ち取れるのを確保し、消費者を導き手とし、科学的で理性的な管理を採択し、 協力の得意先を尊敬し、それらが資生堂会社の基本的な五つの主旨だ。1999 年に，福原義 春2は経営の方から「文化という資本金」を提出した。経営より、文化が更に価値があるか论文网

1 「志哉坤元、万物資生」は「シサイコンゲン、マンブツシセー」と読みます。「坤元」即ち天地、天地が あったからこそ、万物が出られるという意味だ。

2 福原義春は福原信三の甥で、資生堂の三番目の社長だ。

ら、文化の宣伝を通して、利潤を得るという意味だった。そして、福原は文化をブランド の宣伝の手段とするだけではなく、次の時代の文化が創造できる手段だと思ったのだった。 彼は資生堂というブランドを時代の潮流のガイドにならせる。そのほか、『花椿』という文 化の刊行物も出版された。『花椿』が西方の簡単明瞭と東方の優雅を結び、日本と西洋の融 合の文化を創造した。そして、消費者はその雑誌を通じ、資生堂について深く分かるよう になって、その産品に前より頼るようになった。

社外では、20 世紀 90 年代、資生堂は全世界に向けて「人間を装飾する科学」という企業 の理念を提出した。この理念を通して、資生堂は化粧品の開発と審美の芸術を結び合う願 いを全世界に宣伝した。21 世紀の初めに、資生堂は「一瞬も一生も美しく」という新しい 主旨を世に送り出して、新しく深い価値を発見して、文化を満たす美しい生活を創造する という企業の理念が反映された。そのあとの資生堂は良い品質、良いイメージを更に追求 し、新しい時代の上で創意の元素を掘り起こし、お客様に更に丁寧なサービスを提供して いる。資生堂は企業文化に従い、消費者を重視し、大きな成功を収められた。

2.3 資生堂のブランドイメージ

資生堂の色々な化粧品から、「人間を装飾する科学」という名高いスローガンの本質が体 得できる。そして、資生堂が創立以来の広告を読めば、耽美主義3からの完璧な視覚が深く 感じられる。1916 年、福原信三はポスタ、広告、パッケージなど一連の宣伝手段に力を入 れた。この宣伝で日本の女性が柔らかくて美しいイメージをよく展示し、ブランドのイメ ージを強めた。20 世紀 30 年代、化粧品の広告が綺麗だが、美女の空っぽな顔が溢れられた。 一方、資生堂は西洋と日本の各種の元素を結んでから、一新した女性の様相を展示した。 60 年代に、山口小夜子をスポークスマンとした広告の中で、純真で美しかった山口小夜子 が話しぶりも振る舞いも東方の美人の味わいを明らかにし、欧米諸国をショックさせ、ブ ランドの知名度もアップされた。1976 年に、資生堂は肌がダークブラウンで、水着を着て いた運動風のモデルを採用し、昔の白皙の美女と鮮明なコントラストを形成した。そして、 この運動美もさっそく普及された。1980 年に、資生堂はフランスの有名な設計士 Serge Lutens4を広告の創意と製造の担当に迎えた。Serge Lutens は独創的な設計を通し、とても 気高った女性のイメージを世に送り出した。画面の色彩がファッションだったし、表現の 手段が斬新だったし、イメージが西洋化の外見と東方の魂を兼ね備えたし、東方も西方も 追求していた美しさを表して、とても人気があった。資生堂はそのような女性の様相をイ メージにして作った広告は美しさが綺麗な外見から表されるばかりでなく、女性が自分に ついての理解と悟りからも表されられるという理念を伝えていた。そして、資生堂は広告文献综述