それから、中国では商品の品揃えは充実しているが、まだ選択肢が少ないし、品質は日本に及ばない。日本の商品は種類も多く、台所洗剤一つ取っても、スーパーでは何十種類が置いてあり、選択肢がたくさんあるのだ。これは私から見ると、中国の観光客は爆買いする一つの理由だと思う。
3 爆買いから見た日本の製造制度
日本の製造業の発展は三つの段階がある。百年以上を経って今の日本の製品の品質が良くなり、世界に売り出されて高く評価されていることになった。第一段階は太平洋戦争まで、主に「パクリ」を中心の段階で、日本のその時の商品が「東舶来品」と呼ばれていた。そして、戦後から1970年頃の間は第二の段階になる。主なアメリカからの統計的品質管理の導入を出発点としていて、アメリカで行われているものをそのまま取り入れて、管理図を書いたり、検査を行ったりしただけだ。最後、1970年代から、日本の品質管理がだんだん整備されていたために、日本産の商品は世界の最優品として広がっていたそうだ。