これは戦後の現在から言えば、日本の国際地位を上げるために取った一つの手段ではないか？弱国の国民は戦争時代の日本に残酷的に残害された。その時代、日本の国民はもし反戦思想を表したら不愛国になるとみられる。戦争時代の今の後輩としては、戦争時代に嫌われた反戦思想を持っている僅かな人を題材にとした作品は、確かに人々に感慨させるが、これらの反戦思想を持っている人はその戦争性質を明確に分からず、これは確かに反戦思想を表すなら、別の話になるが、ここでは、日本反戦思想を宣言する手段であるとみられる。こう見れば、宮部久蔵は臆病であるのは確かにしょうがない、そのとおりである。しかし、近年来日本で「歴史修正主義」、慰安婦のことの否定、靖国神社の参拝、憲法の改正などの問題がよくマスコミに報道されている背景のもとで、現代の日本はこのドラマを上映したのはただの偶然ではないとみられる。即ち、この行為はわざわざの行為であり、ほかの目的が存在しているとみられる。

　ドラマの宮部久蔵は最初から皆に嫌われた「臆病」、最後に「英雄」になるのは、誇大なドラマテーマの違和感が感じられる。日本政治界には、このドラマは反戦思想をよく現れている良い作品であるとみられる。反戦思想の面では、日本軍の「勇ましい」、それと「英雄」への謳歌はドラマのテーマを誇大する傾向があるとみられる。